ペパーミントの精油とハッカ油

こんにちは。
最近、私はずっとペパーミントの精油にはまっています。
まず、浴槽にペパーミント5滴とラベンダー3滴。
肩こりのひどい私にはこれが一番至福の瞬間です。

ペパーミントの局所麻酔作用とラベンダーの鎮痙作用で、
痛みとこりをほぐしている訳なのですが、 ラベンダーだけだと香りも甘くなりがちですが
、ペパーミントを入れることで甘さのなかにスッとし た香りが立ち上り、
香りでもクールダウン出来るのです。

ペパーミントの香りは怒りを静め、ラベンダーはゆったりした気持ちをもたらす
と言われています。 (ちなみに日本アロマテラピー協会では、
全身浴の際に用いる精油の量は合計で5滴までとしていま す)

その後に、シャンプーにペパーミントの精油を数滴混ぜて使用し、頭もスッキリ!
モヤモヤと考え事 をしていたり、気持ちを切り替えたい時にはオススメですが、
瞼にシャンプーがついただけで、ピリ ピリしますのでお気をつけください。
ペパーミントは粘膜刺激、皮膚刺激が結構強いです。
私は皮膚が丈夫なので何事もなく使う事が出来 るのかもしれません。

そんな私も"柚子"の精油を柚子湯代わりにと、入浴時に5滴使ったところ、
10分ほど全身痺れるよ うな刺激が起こり、初めて経験したときには
一体何が起こったのか分からず、とてもビックリしたの を覚えています。

やはり精油は植物を凝縮したようなもの。扱いには注意し、他人には安全な方法と共に、
それぞれの 精油の注意点なども説明しないといけません。
自分で試す分には、自己責任である程度許されると思 うのですけれども。

さて、随分話がそれてしまいましたが、
今日はそんなペパーミントの精油とハッカ油のお話です。
薬局ではハッカ油を売っていたり、使っていたりするわけですが、
ペパーミントの精油とは何が違う のか調べてみることにしました。

ミントとひとことで言っても実はたくさんの種類があり、
ペパーミント(西洋ハッカ)、スペアミン ト(ミドリハッカ)、アップルミント、ニホンハッカ、
ジンジャーミントなどそれぞれメントール の含有量も違えば、芳香成分の組成も違います。

ペパーミントの精油を抽出するには、そのまんま"ペパーミント"を原料植物として使うのですが、
ハッカ油にはだいたい"ニホンハッカ"を使います。
ペパーミントはスペアミントとウォーターミン トの交配種で、
有効成分の中心と考えられる"メントール"を40~50%含有しています。

ではニホンハッカはというと、なんとメントールを70~80%も含有しているとのこと。
薬局で 販売されているハッカ油の方が、刺激が強いということなのでしょうか?
(ちなみにスペアミント の主成分はカルボンとされていますので香りも甘く、
ペパーミント程の刺激はないようです)

ニホンハッカはメントールの含有量が高い為、水蒸気蒸留をして得た精油を冷やすと
結晶が析出 します。その結晶を取り除いたものがハッカ油として販売され、
メントールの含有量は30%前後 にとどまるのだそうです。
そして、その取り除かれた結晶は"L-メントール"として販売されるのです。
一粒で二度おいしいお話だったんですね~。

それに、ハッカ油の場合は、原植物を限定する必要が無くニホンハッカの他にも、
その近隣植物を 使っている場合もあるようです。
有効成分としてメントールが何%か分かれば製品としては合格な のだそうです。

某ハッカ油メーカーさんに聞いてみたところ、
メントール以外の成分の同定はしなくてもいいので、
他は何が入っているのか分からない、とのことでした。
世の中には、スペアミントとニホンハッカの交配種
(メントールの含有量はもっと高くなり、環境 にも強い)というものもあり、
そんなものを使っているのかもしれません。
一粒で二度おいしいか らハッカ油は価格が安いのか、
それともオーガニックでないから安いのか分かりませんが、
特に混ぜ物はしていないそうなので、私のようにペパーミント愛好者は
多少メントールの含有量は低いけ れどハッカ油でもいいのかな、と思った今日この頃でした(笑)。

※最近は精油として「ハッカ油」が販売されていますが、
こちらはメントールの含有量が高いので使用する際には刺激性に注意してください。

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