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仮説(hypothesis)、社会人になった頃から、いや子供の頃から知っておけばよかったと思える考え方の一つだ。

仮説という考え方だけ知っていても役に立つわけではなく、おなじみの仮説・実行・検証のセットからもわかるように、実行と検証が伴って初めて役に立つ。

ちなみに仮説・実行・検証の3点セットの中で最も大事なのは言うまでもなく実行だ。実行があるから仮説を立てる意味があり、検証することが可能となるのだ。

では仮説はと言えば、大事というよりは便利という表現のほうがふさわしいかもしれない。

仮説を立てる時点での注意事項は本当か嘘かなどいちいち気にする必要はないということだ。とにかく「こうだろう」と思うことを仮説にしてしまえば良い。仮説が検証の結果実は間違いであると分かってもそれで良いのだ。

 この点が真面目な人間には受け入れがたい点かもしれない。「間違っても良いことを考えるとは何事か!、そんな遠回りをしている暇があったら正しいことを考えろ!!」という訳だ。

ここを越えられない人には残念ながら仮説を用いることはできない。

しかし心配ご無用、よほどの頑固者でもない限り、ここを乗り越えられない人はいないし、それどころか日常生活の中で、仮説と意識せず仮説を用いていることもたくさんあるのだから。